*新人看護師で仕事を「辞めたい」と思っているのは私だけ?
*仕事がつらい。辞めるべきか分からない
*辞める判断材料が知りたい
*辞めて後悔しないか心配
大変だった看護実習を終え、無事に国家資格も取得。
晴れて看護師になり、数か月…。
看護師に憧れを抱いていた人も、なんとなく看護師になった人も、ここ最近は「この仕事辞めたい」と思っている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、新人看護師が今の仕事を「辞めたい」と思う理由と、その対応方法を解説します。
この記事を読めば、一般的に1年目の人がどのように感じているのかを知ることで、ご自身の気持ちも整理されることでしょう。
そして、今の仕事を辞めるべきか正しく判断でき、後悔する可能性を減らすことができるでしょう。
新人時代、実際に転職した筆者自身の経験も含めて解説していきます!
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辞めたいと思う新人看護師は多い
実際に「辞めたい」と思い、退職している新人看護師はどのくらいいるのでしょうか。
まずは看護師全体の離職率を見てみましょう。
看護師の離職率は11.6%
看護師全体の離職率は高い傾向にあります。
日本看護協会が実施した調査によると、2021年の看護師の退職率は約11.6%。
この数字は過去数年間で増加傾向にあります。
しかし、他の全職種と比較すると、看護師の離職率がとりわけ高いわけではなさそうです。
新人看護師の離職率は10%
では、新人看護師の場合はどうでしょうか。
新人看護師の離職率は年々増加しており、2021年度では10.3%、つまり10人に1人が1年以内に辞めています。
職場環境の問題により、新人看護師の中には体調を崩し休職するケースや、働きながら別の職業に転職するケースも見られます。
新人看護師の実情
新人看護師の実状はどうでしょうか。
みなさん、卒業後社会人になってツラい経験をされているようです。
そんな筆者も新卒1年目で毎日「辞めたい」と考えていました。
先輩に怒られて毎日泣いてたなぁ…。
では、一般的に新人看護師がどういった理由で「辞めたい」と思うのでしょうか。
新人看護師がやめたいと思う6つの理由
新人看護師が「仕事を辞めたい」と思う主な理由は以下の6つです。
・仕事がハードすぎてつらい
・業務の責任が重く耐えられない
・人間関係に悩んでいる
・給与や待遇に不満がある
・看護師の仕事にやりがいを感じない
・他の職業に興味がある
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
仕事がハードすぎてつらい
新人看護師が辞めたいと思う理由の一つである、「仕事がハードすぎてつらい」。
体力的な負担や精神的な疲弊、仕事に追われる忙しさが重荷となり、ストレスを感じることがあります。
では、具体的にどんな時に仕事がハードだと感じるのか深掘りしていきましょう。
体力的に負担が大きい
・長時間立ちっぱなし、重い患者の移動介助、体位変換により、腰や足に痛みを感じる。
・ 夜勤勤務による睡眠不足や不規則な生活リズムにより、疲労が蓄積。
精神的に疲弊している
・緊急事態や命の危機に直面することが多く、常に緊張状態。
・複数のタスクや患者のケアを同時にこなすストレスにより、集中力や気力の低下を感じる。
・患者の急変や緊急事態といった予測不能な対応が求められることで、不安を感じる。また、計画通りに進まないといったストレスを抱える。
・患者、またはその家族からの苦情の対応、暴言、心無い言葉に対応することで精神がすり減る。
・教育が不十分なうえ、日々新しい手技を習得、実践を求められることで大きな不安感を抱きながら業務を行うストレス。
自主性のない状態で「やらされている」感が強いと、ストレスの要因になってしまうね。
看護師って、やるべきタスクの多さから「時間管理」を求められる+患者に優しくという「ホスピタリティマインド」の2つを同時に求められるの。
そうだね。でも「時間管理」と「ホスピタリティマインド」のそれぞれの方向性は真逆なんだ。
だから、これを両立しようとすると相当のストレスを抱えることになるんだよ。
この「時間管理」+「ホスピタリティマインド」という神ワザ、未経験の新人にとって難易度が高すぎる!泣
仕事に追われている
・限られた時間のなかで、多くの患者や業務を担当し、こなす必要がある。
・患者のケアだけでなく、急変やトラブル対応、書類業務など膨大な業務に追われる。
・業務時間外の委員会や研修への強制参加(残業代など発生しない病院も…)
・興味がない分野であっても、看護研究をしなければならない
タスクが多く時間に追われてしまうと、「患者に寄り添った」看護ができないね。
そうそう。学生時代では「患者に寄り添うことが大切」と教えられたのに実際現場に経つと、そんな時間は取れない。このギャップに、新人さんは悩んでしまうよね。
業務の責任が重く耐えられない
新人看護師が辞めたいと思う2つ目の理由に、「業務の責任が重く耐えられない」があります。
患者のケアに対する責任、看護技術の不安や自信のなさ、トラブルやミスへの恐れが重荷となり、心理的な負担を感じることがあります。
患者のケアに対する責任
・患者の状態の変化や急変への対応に追われ、自分の判断やケアの提供が正しいのか不安を感じる。
・患者の命を預かる重大な責任に対し、自分の経験やスキルが十分でないことに不安を抱く。
看護技術の不安や自信のなさ
・新人看護師としての経験や技術の不足から、「このやり方であっているのかな…」と看護技術の正確さや手順の把握に自信が持てない。
・そのため、患者へ適切なケアを提供できているのか疑問に感じる。
・患者の状態に応じた判断や処置が必要な場面で、自分の能力や知識が不十分だと感じる。
患者やその家族から、知識不足の「疾患」や「病院のシステム」について質問をされたとき、すぐに答えられずにしどろもどろになってしまっていたなぁ…。汗
トラブルやミスへの恐れ
・業務上のミスやトラブルが患者に深刻な影響を与えるかもしれないと必要以上に恐れたり、その責任の重さを感じる。
・チーム内の連携やコミュニケーションによってトラブルを未然に防ぐ責任があり、そのプレッシャーを感じる。
自分の仕事を誰かに申し送り、その人も同じように仕事をしていくという「1つの仕事をみんなでシェア」が新人看護師にはプレッシャーになることも。
あぁ、確かに…。1つの作業が終わって、別の作業をしているときに「あれ、あの項目確認したっけ?」と後から1つ1つ気になりだしちゃう。泣
常に「アクシデントに繋がらないかな…」と不安な気持ちを抱えて業務するのもストレスだよね。
人間関係に悩んでいる
新人看護師が辞めたいと思う理由の3つ目に、「人間関係の悩み」があります。
看護師としての仕事は、チームでの協力やコミュニケーションが不可欠なため、人間関係の良し悪しは働きやすさに大きな影響を与えます。
したがって、先輩や上司、同期、そして患者やその家族との関係がうまくいかないことで、看護師としての働きに大きなストレスを与えるのです。
先輩や上司との関係がうまくいかない
・先輩や上司からの指示やアドバイスが厳しく感じられ、自信をなくしてしまう。
・コミュニケーションがうまく取れず、意見や悩みを相談する場がないと感じる。
新人なんて毎日不安なのに、出来ていないポイントばかり注意されるから、なおさら自信喪失、自己効力感低下…という負のループに陥りがち。
「こんなことで質問したら、怒られるかな…」なんて余計な心配をしてさらに相談しにくくなるよね。
同期との関係がうまくいかない
・ 同期間の競争や嫉妬心が芽生え、信頼関係が築けない。
・意見や意思疎通がうまくできず、チームワークが乱れる。
業務や先輩の不満を友達に相談したことで、先輩に伝わってしまったら…と思って、うまく同期に相談できなかったなぁ。
患者やその家族との関係がうまくいかない
・患者やその家族からの不満や苦情に対処することが難しく、ストレスを感じる。
・患者の心情やニーズを理解することができず、適切なケアが行えない。
患者の求めている回答ができなくて、患者さんを怒らせてしまったことがあったよ。
患者のニーズをうまく聞き出すスキルや、説明するスキルもまだまだ未熟なのも要因の1つだよね。
自分のキャリアに不安がある
新人看護師が辞めたいと思う理由の4つ目に、「自分のキャリアに対する不安」があげられます。
将来の展望が見えず、給料が低く、休みが少ないと感じることが、やりがいを見出す上での障害になるかもしれません。
目標が明確でないと、何に向かって何のために頑張っているのか分からなくなって、モチベーションも下がるよね。
将来が見えていない
・看護師のキャリアパスやキャリアアップの道が明確でない。
・将来的なスキルや経験の活かし方についての情報が不足している。
・自分の看護師としての成長やキャリアアップに関する具体的な道筋がわからないため、将来への不安を感じる。
・現場での経験やスキルをどのように活かせばよいのかがわからず、キャリアの停滞を感じる。
給料が低い
・看護師の給料水準が他の職業に比べて低く、生活や将来の不安を抱えることがある。
・長時間労働や負担の大きい仕事に対して、給料が他の職業に比べて低く、生活に不安を抱える。
実際の平均収入を比較してみると下記のようになるよ。
看護師の平均年収:508万1,300円
(平均年齢40.7歳、勤続年数9.1年、月収35万1,600円、ボーナス86万2,100円)
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より
全国の平均年収:443万円
国税庁が発表した「令和3年分民間給与実態統計調査」より
平均年収が高い企業TOP10の平均年収:1,419万円
リンク貼る
実力次第で昇進していく企業では、のびしろがあって夢があるね!
このように見ると、人の命を預かる責任の重い&重労働の業務の割に、平均年収は割に合わないと思う人がいてもおかしくないよね。
休みが少ない
・看護師は夜勤や週末、祝日にも勤務する必要があるため、十分な休息が取りにくい。
・シフト制のため、休日/有給取得時は他の職員との兼ね合いが必要。
・勤務日が決まるのが直前なため、予定が立てにくい、他の職員の急な欠席により、当日急に出勤になることもある。
・労働時間の長さや、時間外の委員会参加、看護研究/研修への参加、休暇制度の不備から、ワークライフバランスが悪化する場合がある。
休みやリフレッシュの時間が不十分だとストレスや疲労の原因となり、看護師としてのモチベーションを低下させてしまうよ。
看護師の仕事にやりがいを感じない
新人看護師が辞めたいと思う理由の5つ目に、「看護師の仕事にやりがいを感じない」という要素があります。
患者との関わりの難しさや自身の成長を実感できないこと、そして看護師の仕事に向いていないのではないかという疑念が生じることがあります。
患者と関わることの難しさに直面している
・患者の苦痛や苦悩を目の当たりにし、自分が何か助けになれるのか不安を感じる。
・患者からの暴言、暴力、また患者の家族からクレームといった困難な状況に直面することで、看護師の仕事にやりがいを感じなくなる。
・患者の病気や治療に対する理解不足により、患者の立場に立って話せず患者の不満や怒りを招く、患者の家族からの質問や要望に対応できない、といった状況で困ってしまい無力感を感じる。
自分の成長を実感できていない
・先輩看護師から厳しく指導されたり、ミスをしてしまったりすると、自分の成長を実感できなくなる。
・患者の状態が悪化したり死亡したりすると自分の力不足を感じ、看護師の仕事にやりがいを感じなくなる。
・先輩看護師に比べて自分の仕事量が少ないため、やりがいを感じられない。
先輩看護師に「もういい、別の人に頼むから」と言われたという声も実際に聞くよ。自信をなくしてしまうね。
看護師の仕事に向いていないのではないかと思っている
・自分の性格/適性が看護師の役割に合っているのか疑問を抱き、違う職業に向いているのではないかと考える
・体力に自信がなかったり、コミュニケーションが苦手だったりすると、看護師の仕事に向いていなと感じる。
・看護師の仕事が自分のやりたい仕事ではないと感じる。
先輩からの注意や指摘が多く、褒められることがほとんどないと「自分は看護師向いていないんだなぁ」と思ってしまうよね。
例えば、自分の長所は「仕事が丁寧」であっても、「丁寧な分、作業が遅い」という短所が目立ってしまう仕事内容だと「自分は向いていない」と思うようになってしまうよ。
他の職業に興味がある
看護師の仕事よりもやりがいのある仕事、給料の高い仕事、休みが多い仕事に就きたいという欲求が生じることがあります。
しかし、自分自身の適性や目標に合った職業選択をすることが重要です。
看護師の仕事よりもやりがいのある仕事に就きたい
・看護師としての責任やストレスによる心身の負担を軽減するため、別の職業に転身したいと考える。
・看護師の仕事には達成感や喜びがあるものの、より自分の才能や情熱を活かせる仕事を追求したいと考える。
・看護師の仕事よりも研究や教育に携わりたい、医療技術を身につけたい…など。
看護師の仕事よりも給料の高い仕事に就きたい
・家族を養う責任や将来の経済的安定を考え、給料の高い職業に興味を持つ。
・長時間労働や負担の大きい看護師の仕事に見合った給与が受け取れないと感じる。
【例】
・医療経営
・薬剤師
・経営コンサルタント
・起業 など
看護師の仕事よりも休みが多い仕事に就きたい
・夜勤や休日出勤が多いといった、看護師の勤務形態や休暇制度による制約から解放され、自分の時間やプライベートの充実を図りたいと思う。
・健康やリフレッシュのために十分な休息が取れる職業に興味を抱く。
・フレキシブル制度、在宅勤務など融通の利く働き方ができる仕事の存在を知る。
フレキシブル制度で時間の融通が利くと、将来子どもの学校行事などに参加できるなど、仕事と子育ての両立がしやすくなるよ。
【例】
・一般企業の事務職、営業職
・公務員
・教員
・ITエンジニア
・起業 など
新人看護師が辞めずに続けるための方法5つ
ここまであげてきた6つの理由から、新人看護師は仕事を「やめたい」と感じてしまいます。
しかし辞めずに続けることで、多くのメリットを得ることができます。
・看護師としてのスキルが向上
・患者の喜ぶ顔を見ることができる
・やりがいのある仕事ができる など
ここでは看護師を辞めずに続けるための方法を、5つ紹介します。
先輩や上司に相談する
新人のころは、相談の仕方が上手でない場合が多いのも事実。
しかし、職場で居心地良く過ごすためにも「相談力」は最強のスキルとなります。
先輩に自身の悩みや不安を相談することで、仕事のやり方やコツについてアドバイスやサポートを受けることができるでしょう。
また先輩看護師や上司と話をすることで、ひとりで悩んでいる気持ちが解消されるかもしれません。
常日頃から積極的に周りの人とコミュニケーションを取るようにし、相談しやすい環境を作っておくと、いざというとき相談しやすくなりますよ。
転職エージェントに相談する
転職エージェントは、看護師の仕事に詳しいため、自身のキャリアや悩みを相談することで、キャリアの選択肢やアドバイスを受けることができます。
また、キャリアカウンセリングを受け、自身のスキルや適性から自身の市場価値を知っておくことで、今後のモチベーションにも繋がります。
本当に辞めたいと思ったときに頼れる存在、逃げ道を持っておくと、心にゆとりができて視野が広がるでしょう。
看護師向けの勉強会やセミナーに参加する
知識やスキルを磨くことで、対応力がつき、それが自信へとつながっていきます。
知識やスキルの取得は積極的に行い、自身の価値を高めていくことに損はありません。
具体的には、新人看護師向けの教育プログラムや技術研修に参加することで、専門知識やスキルを磨かれていくでしょう。
看護師向けのオンラインコミュニティに参加する
看護師向けのオンラインコミュニティに参加することも、新人看護師にとって良い方法です。
他の看護師と交流することで情報や経験を共有することができます。
SNSのオープンチャットなどでも看護師のコミュニティがたくさんあるよ。
また、仕事の悩みや、先輩や上司との関係についても相談できるでしょう。
休暇を取ってリフレッシュする
積極的に休暇を取り、心身のリフレッシュを図ることも大切です。
休日は一旦仕事から離れ、趣味や旅行などでストレスを解消しましょう。
また、心身ともに疲れている時は家でゆっくり過ごす、友人や家族との時間を大切にする、などまずはリラックスできる時間を作りましょう。
上手に休暇を取ることで、仕事の疲れを癒し、仕事に集中することができます。
それでも続けられない場合は「転職」しよう
今働いているところにとどまる気はない場合、転職という選択肢もあります。
まずは、新人看護師が転職するメリット・デメリットを簡単に紹介します。
\看護師→企業への転職のメリット・デメリットはこちらから/
新人看護師が転職する際のメリット
ここでは、新人看護師が転職するメリットを3つ紹介します。
やりがいのある仕事に就ける
自分の興味・関心のある分野の仕事(特定の看護領域や専門分野の仕事)に転職することで、自身の興味や適性に合った仕事に就くことができます。
【例】
・小児科
・精神科
・美容クリニック
・救急医療 など
より給料の高い仕事に就ける
新人看護師はまだ給料が低いでしょう。
また特定の勤務地では、看護師の給与が他の職種と比べて低い場合もあります。
しかし、転職することでより給料の高い仕事に就くことも可能です。
病棟は年功序列型が一般的。
でも転職先によっては成果主義の企業に転職した場合、自身のやる気次第で年齢関係なく給料がどんどんアップしていくよ!!
より休みが多い仕事に就ける
看護師の勤務は長時間労働やシフト制が一般的であり、休みが少ないと感じることも。
公的機関や企業の医療部門など、残業が少ない職場や休暇制度が整備されている職場に転職することで、休みの取りやすさが格段にアップします。
新人看護師が転職する際のデメリット
新人看護師が転職する際には以下のデメリットも考慮する必要があります。
転職活動に時間と労力がかかる
日頃の慣れない業務と並行して転職活動をしなければなりません。
職場探しや面接などの転職活動には時間と労力が必要です。
職務経歴書や履歴書の作成、面接の準備、内定後の退職手続きなどに時間を割かなければならず、時間確保に苦労するでしょう。
新しい職場に慣れるのに時間がかかる
新しい職場での業務や環境、人間関係に慣れるまでには時間がかかります。
今までの職場でも慣れるのに悪戦苦闘してきたと思いますが、転職することでまたイチから新しい環境に順応していく必要があります。
以前の職場でのルールや価値観なども異なるため、新しいチームやルールに適応するまで調整が必要となります。
【例】
・新しい人間関係の構築
・新しい職場でのトレーニング期間やオリエンテーションプログラムへの参加
・新たな業務フローの習得
給料が下がる可能性がある
転職によって給料が下がる可能性も考慮しておいた方がよいでしょう。
新人看護師は経験が浅いため、給料が低めに設定される可能性もあるからです。
また、転職先の勤務地や職種、経験年数によって給料が変動する場合があります。
どんな選択肢もメリット・デメリットはあります。
しかし自身のキャリアや将来に向けて、「転職」という選択肢を検討することはとても大切です。
ここで、自分のなりたい自分になれるかどうかは、「行動するか/しないか」がキーになります。
これらを考慮しながら、自身の目標や優先事項を考え、バランスの取れた判断を行いましょう。
わたし自身、毎日憂うつな生活を送っていたけど、転職したことで今は毎日充実しているよ!
おすすめ転職エージェント3選
ここでは、筆者の転職経験から、新人看護師が登録すべき転職エージェントを5つ紹介します。
・看護師業務は好きだけど今の職場が自分に合わない
・看護師業務から離れたいけど、看護師資格を活かした別の職業に就きたい
こんな思いを抱いている新人看護師が効率よく転職活動を行える、転職エージェントを厳選しています。
ここでは簡単に紹介します。
各エージェントの詳細については、これから体験談も入れながら記事にアップしていく予定です!
マイナビ看護師
看護師の転職といえば「マイナビ看護師」。
大手転職サイト「マイナビ転職」の看護師バージョンなので、実績と信頼あり。
DODA
企業への転職を考えている人には圧倒的にオススメ!
テンプスタッフ
異業種への転職を希望しているけど、未経験で自身がない人は派遣からスタートし、経験を積むという方法もあり!
公式 https://www.tempstaff.co.jp/
まとめ
新人看護師がやめたくなる気持ちは誰にでもあるものです。
- 体力的な負担が大きくて疲れてしまう
- 上司や先輩との関係がうまくいかずにストレスを感じる
- 将来のキャリアプランが見えず不安を抱える、など
そしてその理由も人それぞれ。
辞めたくなる気持ちは自然なものですが、辞める前にできることはたくさんあります。
- 上司や先輩に相談する
- 専門的なアドバイスを受ける
- キャリアプランを見直す
このように自身の悩みや不満を具体的に整理し、問題解決に向けた行動をとりましょう。
そして上司や先輩のサポートや専門家のアドバイスを受けながら、自身のキャリアや将来の展望を見据えて判断しましょう。
行動したもののみが成功をつかみます。みなさんが、より良い選択ができますように…。
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