【体験談】看護師1年目→企業OLへ転職~ホンネを大暴露~

この記事で解決できる悩み

・看護師から企業OLへの転職のリアルが知りたい

・実際にOLに転職した人のホンネが知りたい

・看護師から企業OLへの転職期間はどのくらい?

ツラい実習、国家試験をくぐり抜け、念願の看護師になったのも束の間。

日々の緊張、人間関係、不規則な勤務、膨大な仕事量…

こころもからだも疲れ切り、看護師として続けていく熱意が薄れてきてしまっている人も多いのではないでしょうか。

わたしも看護師という仕事の魅力を感じることができず、看護師1年目にして「看護師やめたい」という気持ちが強まり、新たに企業OLへの道を選択しました。

この記事では、そんな看護師1年目のわたしが実際に企業OLへ転職し、今に至るまでの経緯ホンネを紹介します。

看護師から企業OLへの転職を悩んでいる人、興味がある人は最後までお読みいただくことで今後の参考になります。

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目次

わたしが看護師1年目でやめた理由

わたしが配属された部署は混合病棟。

看護師1年目のわたしはこんな感じでした

・未経験、慣れない業務で常に過緊張状態

・ダブり(見守りの先輩)の存在に緊張し過ぎて頭真っ白

・分からないことが多すぎで不安感MAX

・同時タスクを臨機応変に対応できず、仕事がたまる

・点滴上手くできない

・夜勤やりたくない

・困っても近くに先輩がおらず、ひとりアタフタ

・先輩、お局の理不尽な対応に心折れる

・ストレスで人の言葉が理解できない

・文字を読んでも頭に入らない

・患者の痛がる姿に耐えられず、点滴行為すら苦痛

こんな感じで毎日キャパオーバー。

こころもからだもすり減らす毎日に、自信を失っていきました。

やっと1日の業務を終わらせて帰っても、寝ればまたイチからやり直し…

いつまでこんな生活が続くのだろうと途方に暮れた記憶があります。

不安感と緊張感から相当なストレスがかかり、毎日家に帰ると泣いていました。

当時のわたしは下のような状態に陥っていました。

てんてん

わたしって何もできないダメダメ人間だ…
と、完全に負のループに陥っていました。

とりあえず3年頑張ろうと考えていたものの、「やめたい」という気持ちが日に日に増していきました。

そして「看護師」という仕事に希望も目標も何もない状態では続かない、そう思った私は転職を決意しました。

看護師から企業OLに転職したワケ

看護師から企業OLに転職した理由は以下の2つです。

・そもそも「看護の業務」がキライ

・病院より企業での仕事がやりたい

そもそも看護業務がキライだった

転職活動をしはじめたころは美容クリニックを中心に探していました。

しかし実際に見学にいくと、ある違和感を感じたのです。

それは医療機器を見たときの、何とも言えない嫌悪感

直感的に「あぁまたこれを覚えないといけないのか、やだな」という気持ち。

そう、ワクワク感ではなく嫌悪感。

働く環境を変えたとしても、そもそも看護業務自体がキライだったんだ…と自分の正直な気持ちに初めて気付いた瞬間でした。

病院より企業での仕事がやりたい

医療施設のあの匂いが苦手。

注射針や胃ろう、その他医療機器は見たくない。

てんてん

そんなわたしが向いている仕事はなんだろう…

そう思いながら転職サイトを見ていたとき、いつも興味をひかれている仕事内容がありました。

それが、医療施設での業務ではなく企業でのOL案件だったのです。

最初は本当に単純な理由で、

・オシャレができる

・オシャレなオフィスで働いてみたい

・夜勤のない仕事に就きたい

・デスクワークがいい

・淡々と作業したい

といったOLへのあこがれでした。

てんてん

人生1度きりだし、やりたいことをしたい!

こうして転職の方向を「企業」に変更しました。

この時点で、わたしの中で「看護師」の選択肢はなくなりました。

転職は難航?どのくらいかかった?

わたしの転職ヒストリーはざっくりこんな感じです。

1月末:退職

2月はじめ~:美容クリニックを中心に転職活動スタート

2月中旬~:希望求人を企業に方向転換、応募

4月~:企業OLに転職

当初のわたしはクリニック希望。

”働きながら仕事探しはきついよな…”

”次の就職先もすぐに見つかるでしょ…”

”退職して落ち着いてから転職活動しよう”

などとマイペースに考えていました。

しかし、希望先を企業へ方向転換した後は、状況が一変。

看護学科を卒業して、いわゆる一般的な就活らしい就活をしたこともないわたし。

社会のルールも知らなかったため、早速転職の壁に立ちはだかります。

てんてん

引く手あまたの看護師の就職活動と同じ感覚でいたので、イタイ思いをしました。

転職の仕方もよく分からない状態でしたが、とりあえず求人サイトでひたすら検索。

社会人経験ほぼなし、未経験業界なので自力で探そうにも当然希望に見合う案件は見つかりません。

そこで見つけたのが転職エージェント

最初のうちはエージェントの仕組みもよくわかっていないまま、看護師に特化したものから大手エージェントまで手当たり次第、登録していきました。

そして、アドバイザーからヒアリングされたり電話で相談したり…。

丁寧にこちらの意図や希望を細かく確認してくれたので、わたし自身、もやもやしていた考えが整理されていきました。

当時は”出来れば看護師資格を活かせる仕事ができればいいな~”とのんきに考えていました。

しかし、実際はなかなかマッチせず。

電話越しに

てんてんさんのご希望に添える案件がなかなか出てこない状況です。こんな案件はどうですか?

と希望もしない案件を提示されることもしばしば…。

それでもめげずに何十社と応募していきました。

ある日、とあるエージェントから

てんてんさんの希望する職種に近い案件が見つかったので、紹介させてもらいますね。

と嬉しい電話が。

そこは初めて聞く未経験業界でしたが、

「看護師資格」

「知識を活かせる業務」

「私の希望条件」

と、一致している点が多かったことから応募しました。

その後は書類選考、面接とトントンと進み、無事内定。

自分ひとりで求人を探していたら、きっと出会えなかった仕事だったと思います。

てんてん

担当者に紹介してもらえて本当によかった!

看護師から企業OLへの転職のホンネ

わたしは看護師から企業OLに転職したことで、特にメンタル面で多くのメリットを感じています。

あのまま看護師の仕事を続けていたら、わたしの欠点ばかりが目立ってしまい、自信喪失、仕事へのモチベーションも落ちていってしまったと思います。

てんてん

あのまま我慢していたらストレスで押しつぶされていただろうな…

今の職場に転職したことで、自分の強みや実力を発揮できるようになったのです。

自信がつくとメンタルも安定し、やる気も自然と湧いてきます。

てんてん

自己効力感が高まるとなんでも物事を前向きに捉えられるようになるよね。

看護師業務ではないものの、看護師の知識や経験を別の方法で活かすことができているので満足です。

そしてワークライフバランスが整ったという点でも大きなポイントです。

・命にかかわる責任がない

・夜勤がない

・時間に追われることがない

・先輩、その他スタッフみんな優しい

・食生活、睡眠が整う

・肌荒れが改善する

・残業代が分単位で出る

・よく分からない委員会などがない

・リモートワーク可能

・フレキシブルな働き方が可能

・プライベートが充実する

・社会人ルールを身につけられる

・ファッションが楽しめる

・周りがオシャレな人が多く、美意識が高まる

・なにより勤務前に泣くことがなくなった

このように、看護師から企業に転職したことで、わたしのQOLが爆上がりしたのは大きなメリットです。

あらゆる点で企業への転職はプラスの影響が多いと感じています。

そして看護師の知識や経験を活かせる業務であることでも満足しています。

なにより、看護師の時には感じられなかった

「仕事が楽しい」

「専門知識があることで頼られることが増えた」

など自分の強みを活かせているのが大きいです。

看護師とは違う形でキャリアアップができますし、企業なので、頑張れば頑張った分だけ給与はあがっていきます。

てんてん

それも、モチベーションの一つになっています。


仕事とプライベートとのバランスがとれ、日々の生活が充実するようになったのも、あの時行動したからだと思っています。

企業OLになる職場探しは転職エージェントをフル活用!

看護師から企業OLへ転職するからには、後悔したくありませんよね。

そこで、わたしの転職経験を振り返ってみて、いくつかポイントをまとめてみました。

自己分析は絶対すべき

転職活動をする前に、自己分析は必ずしておきましょう

・自分の性格

・得意なこと/苦手なこと

・好きなこと

・やりたいこと

・譲れない条件 など…

軸が定まっていないと、転職活動中にブレていき、「こんなはずじゃなかった」という後悔のもとになります。

そして転職後も「自分はどうなりたいのだろう…」と何度も同じ壁にぶち当たってしまうでしょう。

転職サイトで探す+転職エージェントに登録

転職エージェントに登録しつつ、自分でも転職サイトで求人を検索していくのがおすすめです。

担当者からあなたに合った案件を紹介してもらいつつ、自分でも常日頃から求人をチェックしていくと、好条件な案件に出会える確率がグッと高まります。

そして今や転職エージェントで紹介されている、転職に関するコンテンツはとても充実しています。

そのようなコンテンツで転職のノウハウを習得しながら、キャリアアドバイザーから職務経歴書の添削や面談対策をしてもらいましょう。

こうすることで転職もスムーズに進みます。

転職エージェントは複数登録

転職エージェントといっても数多く存在します。

大手企業から専門分野に特化したものまで、それぞれ違った特徴があります。

また、担当者によっても自分に合う合わないがあります。

自分に合った求人を引き出すためにも、それぞれの強みや得意分野に合わせて複数のエージェントに登録しておくとよいでしょう。

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今から転職活動はしておこう

「今」から転職活動をしておくメリットを2つ紹介します。

転職活動をすることで「こころの保険」となる

転職の成功率が上がる

それぞれ詳しく説明していきます。

転職活動=こころの保険

まず1つ目は、転職活動をすることでこころの保険となることです。

「看護師やめたい」と考えてしまうときというのは、大抵、今が「ツラい」とき。

すると、どうしても視野が狭くなりがちです。

しかし、転職エージェントに登録したり、普段から転職サイトで求人をチェックしたりしていると、たとえ「看護師やめたい」と思った時でも

「本当にツラくなったらここに転職しよう」

「こういう選択肢もあるんだ、働く場所はここだけじゃない」

と、転職活動自体がこころの保険になります。

また、「ここに転職したいから、今は習得期間だと思って頑張ろう」

というモチベーションにもつながります。

てんてん

実際、わたしも「なりたい自分」を想像して、頑張るモチベーションにしていたよ。

転職の成功率が上がる

2つ目は、転職を成功させる確率が上がるということ。

たろろ

そもそも転職に成功するとはどういうことだと思う?

てんてん

内定をもらうことだよね?

たろろ

ただ内定をもらうだけではないよ。
転職後に活躍すること「転職成功」なんだ。

その転職を成功させるためには準備が必要です。

ですので、「今の仕事を続けるのが難しい、転職したい」と思ったときに転職活動をし始めても、成功率は下がります。

その理由はこの2つ。

必要に迫られた時に慌てて探しても求人数は限られている

どうしても妥協点が多くなってしまう

仕方なく今ある求人の中で、一番マシな案件を選んでしまうと、働き始めた後に「これじゃなかった」という後悔につながり、転職失敗となってしまいます。

そして、タイミングもありますが実際内定をもらうまで、ある程度時間がかかります。

てんてん

わたしの場合、退職後に転職活動をしてしまったので無給の期間が発生してしまいました。

転職活動が長引けば長引くほど生活面でも苦しくなり、焦りが出て正常な判断ができなくなります。

この経験から学んだこと、それは退職を決めてからの転職活動は遅すぎる」ということです。

好条件の案件が出たタイミングですぐ転職できるよう、今のうちから転職エージェントに登録しておき、常日頃から転職市場はチェックしておきましょう。

したがって、転職活動は「今」からしておくべきです。

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まずは行動しよう

わたしの看護師から企業OLになるまでの体験談をお伝えしました。

その中で実際に「これだけはしておくべき」と感じたポイントを以下にまとめます。

自己分析は絶対すべき

転職サイトで探す+転職エージェントに登録

転職エージェントは複数登録

今から転職活動はしておこう

看護師から企業OLへの転職は誰しもが未経験の領域。とても不安ですよね。

ですが、チャレンジすることで新しい自分に出会えるチャンスでもあります。

自分がイキイキと輝ける仕事に出会えるよう、今できることから始めてみましょう。

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この記事を書いた人

国立大看護科卒業→看護師→製薬系企業のOL。

看護師1年目にして、責任感の重さ、不規則な生活、人間関係…と看護の理想と現実のギャップに悩み、転職を決意。

看護師資格を活かせるOL(企業看護師)の存在を知り転身。
夜勤なし、残業も少ない上に年収もアップし、ゆとりある暮らしに。
子育て中は在宅ワークでの勤務も取り入れ、ノンストレスな生活を送る。

看護師の経験や知識を生かす場はたくさんあります。
違う業界に興味のある看護師の方に、役立つ情報を発信していきます。

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